健康本、2018年のベストセラーは?

2018.12.01

出版取次の日本出版販売株式会社(日販)が、2018年の年間ベストセラーを発表しました。
「総合ベスト20」のうち、健康本関連でランクインしたのは、5位の『医者が教える食事術 最強の教科書』(牧田善二医師、ダイヤモンド社)です。
これは、糖尿病専門医として延べ20万人を診てきた著者(医師)が、「病気にならない」だけではなく、「老けない」「やせる」「24時間のパフォーマンスを最大化する」ための、医学的エビデンスに基づいた食事術を教える、という内容です。

そのほか、「単行本実用」部門では、
2位『医者が教える食事術 最強の教科書』(牧田善二医師、ダイヤモンド社)
4位『1日1分見るだけで目がよくなる28のすごい写真』(林田康隆医師、アスコム)
6位『医者が考案した「長生きみそ汁」』(小林弘幸医師、アスコム)
7位『まんがでわかる自律神経の整え方』(小林弘幸医師、一色美穂さん、イースト・プレス)、
8位『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』(小林弘幸医師、幻冬舎)
といった“健康本”がランクインしていました。

自分に合った健康法を知るには

健康や医療にまつわる書籍は毎年、次々と登場します。
そのほか、テレビでも、ゴールデンタイムによく健康番組を放送しています。
こうした本やテレビ番組を見ながら(読みながら)、得る情報もあれば、「それって正しいの?」「それって、どういうこと?」と疑問に思うこともあるのではないでしょうか。
また、エビデンスのある健康法であっても、「統計上、有益」というだけで、ある人にとっては合わない、ということもあり得ます。

なんでも気軽にきける「かかりつけ医」をもっておくと、そうした健康情報にまつわる疑問も聞くことができますし、何より、その人の健康状態を知っているからこそ、その人に合った健康法を教えてくれます。

ですから、本やテレビ、あるいはインターネットなどで知識を得ることも大事ですが、自分に合った健康法を知るには、よき相談相手としてかかりつけ医をもつことも大切です。

このほど、メディカルプライム高輪に続いて、2つめの医療モールとなる「メディカルプライム新川」を、東京メトロ「八丁堀」駅からほど近くの地にオープンしました。新川に住み、集い、働く人々に「健康」を届ける、いちばん身近なかかりつけ医でありたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

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